85%が中学生からスマホ・携帯を保有!成績低下の原因にも
小学生のスマホ・携帯の保有率は約60%で、中学になると85%に上昇します。
スマホや携帯の使用が原因で学力が下がるトラブルも有り、家庭のルール作りが重要です。
85%の親が、中学生からスマホ・携帯を持たせている
小学生と中学のスマホ・携帯のスマホ保有率は下記のような結果になりました。
小学生のスマホ・携帯の保有率は約60%だが、ほとんど使っていない
下記は、小学6年生を対象に「普段(月~金曜日)1日当たりどれくらいの時間、携帯電話やスマートフォンで電話やメール、インターネットしますか」という質問に対しての割合(%)をグラフにしたものです。
(※携帯電話やスマートフォンを使ってゲームをする時間は除きます)
一番多いのは「持っていない」の36.2%でした。
逆算すると、小学生のスマホ・携帯の保有率は63.5%になります。
2番目に多い回答が「30分未満」で30.7%で、スマホや携帯を持っていても親との連絡用が主目的でほとんど使っていないことが分かります。
中学生のスマホ・携帯の保有率は約85% 使用時間も長くなる傾向
下記は、中学3年生対象に「普段(月~金曜日)1日当たりどれくらいの時間、携帯電話やスマートフォンで電話やメール、インターネットしますか」という質問に対しての割合(%)をグラフにしたものです。
(※携帯電話やスマートフォンを使ってゲームをする時間は除きます)
小学校の時は約4割が携帯を持っていなかったにもかかわらず、中学3年生になると携帯やスマホを持っていない子は15.9%と少数派になります。
また、使用時間も小学生の時は「30分未満」が30.7%だったにもかかわらず、中学生になると「30分未満」は17.8%でこちらも少なくなっています。
この結果から、ほとんどの親は中学を機に子供に携帯やスマホを持たせているといえるのではないでしょうか。
(※ただし、皆が持っているからと行って、子供に携帯を持たせることが良いのかは別の問題です。)
また、使い方自体も「30分未満」が減っていることから、安全性や親との連絡用が主目的の携帯ではなく、子ども自身が携帯やスマホを使い始めていると考えられます。
家庭で決めた携帯やスマホの約束を守っている?
では、スマホや携帯を持っている子どもには、ルールなどがあるのでしょうか。
小学生では84%の家庭で携帯・スマホのルールを決めている
下記は、小学6年生を対象に「携帯電話やスマートフォンの使い方について、家の人と約束したことを守っていますか」という質問に対しての割合(%)をグラフにしたものです。
携帯やスマホを持っている子供(62,9366人)のうち、家庭で約束を決めている子は84%でほとんどの家庭で約束やルールを決めていました。
そのうち、家庭での約束がある子(525,743人)のうち、約束を守っている子は94%と、小学生の間はほとんどの子が約束を守って携帯やスマホを使用してることが分かりました。
小学生の間は携帯やスマホを持たせる場合は、親がきちんと管理しており、また子供側もきちんと約束を守っているのです。
中学生では携帯・スマホのルールを決めているのは75.3%まで低下
では、中学生になるとどう変化するのでしょうか?
下記は、中学3年生を対象に「携帯電話やスマートフォンの使い方について,家の人と約束したことを守っていますか」という質問に対しての割合(%)をグラフにしたものです。
携帯やスマホを持っている子供(82,1643人)のうち、家庭で約束を決めている子は75.3%でほとんどの家庭で約束やルールを決めているものの、小学生時よりも約束がある家庭の割合は低下していました。
家庭のルールや約束は、中学生になるとなくしてしまう家庭が多いのか、テレビやゲーム時間のルールでも同じ傾向がありました。
また、中学生では家庭での約束がある子(618,640人)のうち、約束を守っている子は84%と「約束を守る子供の割合は低下」しています。
とはいえ、84%の中学生はまだ家庭でのルールを守っているます。
家庭でしっかりとしたルールを決めることによって、長時間の使用が防げる1つの理由にはなります。
上記の使用時間を見ても2時間以上をスマホ・携帯に費やしている子供は、家庭での約束がないと考えられます。(親は長時間使用させないために約束ささせるのが目的なので)
高校受験の大切な時期に、携帯やスマホの使用時間が長すぎるというのは大きな問題です。
家庭で携帯やスマホの使用ルールについて、しっかり話し合うことが必要ですね。
携帯・スマホの使用で、勉強できない子も
下記は、インターネット上のトラブルなどの経験(平成26年度)の割合が高いもの順に並べたものです。
小学生で80%、中学生60%はトラブルもなく使用していますが、割合は少ないとは言えトラブルもあるようです。
注意すべきトラブルは、「ネットにのめり込み勉強できない」「悪口のメール・メッセージを送られた」ではないでしょうか。
携帯・スマホの使用をきっかけで、成績が下がったり、いじめが始まることもあるということです。
実際にスマホの使用で成績が下がるというデータもあります。
(参照:子供のスマホ使用は成績を下げる!1時間以内のルールを)
家庭で携帯・スマホの使用時間やルールは必ず話し合いましょう。
| 順位 | 小学生 | 中学生 |
|---|---|---|
| 1 | ネットにのめり込み勉強できない | 迷惑メール・メッセージを送られた |
| 2 | 知らない人からメールがきた | 知らない人からメールがきた |
| 3 | ネットで知り合った人とメールした | ネットにのめり込み勉強できない |
| 4 | 悪口のメール・メッセージを送られた | ネットで知り合った人とメールした |
| 5 | 迷惑メール・メッセージを送られた | 悪口のメール・メッセージを送られた |
【参照データ】
- 国立教育政策研究所「平成29年度全国学力・学習状況調査」
- 内閣府「青少年のインターネット利用環境実態調査」

