小学校必修化!文科省が求める「プログラミング思考」とおすすめ教材
2020年から小学校でもプログラミングが必修化になります。
小学校、中学校、高校とプログラミングの授業が行われることになり、最近ではプログラミングの習い事も増えてきました。
文部科学省の学習指導要領から、おすすめのオンラインプログラミング教室を紹介します。
小学校のプログラミング教育とは?
目的は「プログラミング的思考」
新小学校学習指導要領を読み解くと、小学校のプログラミング教育の大きな目的は、「プログラミング的思考」を養うことと書かれています。
分かりやすく、AからBまで移動する場合の考え方を例にしましょう。
人間同士なら「この道をずっと真っすぐ行って、信号を右に曲がったらすぐ」という説明でわかります。
しかし、コンピューターに伝える場合はそんな説明では動きません。
「①前方へ直進する。②信号機に到達したら、右に方向を変える。③前方へ5m進んだら、停止」というように命令する必要があります。
「プログラミング的思考」とは、客観的かつ論理的に物事を考えられるようになるということですね。
小学校のプログラミングは、技能の習得ではない
小学生のプログラミングは、あくまでプログラミングするために必要な「思考力」を養うことです。
プログラミングを実際に書いたり、技能を取得することを目的とはしていません。
下記の文部科学省の「小学校プログラミング教育の手引」にも、そのことが明記されています。
(ピンクで囲った部分です。)
「小学校でプログラミングの授業がはじまる!」と言っても、親がビビるような必要はないし、わざわざ習い事をさせる必要もないかと思います。
プログラマーでなくても「プログラミング的思考」は必要
プログラミングは「プログラマーにならない人には要らないじゃん」と思うかもしれません。
もちろん、プログラマーにならない人には言語を覚えたり、プログラミング技能を習得する必要はないかもしれません。
しかし、「プログラミング的思考」は必要だと言えます。
プログラミング思考は将来役立つ
プログラミング思考とは、「客観的かつ論理的に物事を考える」ということです。
人に何かを説明する場合や、何かを発表する場合にも必要な力なのです。
主観的ではなく、客観的に相手の立場に立って物事を考えることはコニュニケーション能力にも繋がります。
プログラミング思考は、将来プログラマーにならなくても必要な力なのです。
コミュニケーション能力にも役立つ
管理人自身、プログラミング講座に3ヶ月ほど通った経験があります。
同じクラスに20名の同級生がいましたが、プログラミングを行うときに「思考力」の差が良くわかりました。
下記は正方形を描くプログラムの例ですが、aは命令が8つ必要になるのに対して、bは5つで済んでいます。
同じ行動にも関わらず、3つも行動に差が出ています。
正方形を描くという簡単なプログラムでこんなに差が出ると、もっと難しいプログラムだと大きな差になります。
同じ時期に習った同級生でも、上記のように「え?なんでこんなに長く、訳がわからない書き方するの?」という子がいました。
プログラミング(の長さや書き方)を見ると、その人の頭の良さがありありと見えるんですよね。
プログラミング思考を身につけることは、ほんとうの意味での頭の良さを身につけることだと思います。
実際、プログラミング思考が低い人はコミュニケーション能力も低い傾向にありました。
相手の立場になれずに自分の立場でしか物を考えられないので、グループ作業で浮いてしまうというか、嫌がられてしまってました。
そうならないためにも、プログラミング思考は身につけておいて損はないと思います。
小学生におすすめのオンラインプログラミング教室
小学生がプログラミング思考を身につけるために、おすすめのプログラミング学習教材を紹介します。
下記で紹介するのは、文科省が推奨する無料のサイトばかりですので、遊びの1つとして親も一緒にやってみてはどうでしょうか。
おすすめ1位:Scratch(スクラッチ)
Scratch(スクラッチ)は、アメリカのマサチューセッツ工科大学メディアラボが無償で公開しているサイトです。
日本語サイトもあり、子供向けのプログラミング教材として世界で一番使われています。
プログラムを書く必要はなく、ビジュアルプログラミング言語と呼ばれるブロックを組み合わせて動かす仕組みなので、小学生でも簡単に使えます。
上達すれば、自分オリジナルのゲームを作ることも可能で、たくさんの子供達が作ったゲームが公開されています。
解説本もあるので、小学生のプログラミング学習には一番のおすすめです。
Scratchを使う学習解説本がたくさん出ています。
年齢別に合わせて購入しましょう。
正直、サイト自体は本がなくても自分で操作できるほど簡単に遊べるようになっています。
本は、子供と一緒に始める親用といった感じかもしれません。(笑
おすすめ2位:Smalruby(スモウルビー)
Smalruby(スモウルビー)は、Ruby(ルビー)という日本で開発され世界でも多く使われているプログラミング言語を子供でも使えるようにビジュアルプログラミング言語にしたものです。
Ruby自体は今注目され、最近よく使われているプログラミング言語ですから、Rubyへのステップアップとしてもおすすめです。
使い方は、スクラッチと同じでプログラムを書く必要はなく、ビジュアルプログラミング言語と呼ばれるブロックを組み合わせて動かす仕組みです。
誰でも簡単に使えるようになっています。
【参照データ】文部科学省「プログラミング教育」

