収入が多い家庭ほど注意!50%が教育費を準備できていない
大学では授業料の他にもかかるお金がありますし、一人暮らしなら生活費も高額になります。
(参照:一人暮らしの大学生の必要生活費は4年間で480万円(月額10万円))
50%の学生が奨学金を借りており、高収入の家庭ほど教育費が貯められていない事がわかりました。
奨学金を借りている学生は約50%
下記は、大学昼間部の学生の奨学金受給状況(%)です。
驚くことに学生の2人に1人、50%の割合で奨学金を受給していることが分かります。
下記は平均値ですが、私立大学では49.7%、学費が安い国公立でも43.8%の学生が奨学金を受給しています。
半数の家庭が、大学までの教育費を十分に準備できないということです。
高収入でも、大学までの教育費を準備できていない
では、奨学金を借りているのは、経済的に苦しい「貧困層」の家庭ばかりなのでしょうか?
家庭の収入別で受給状況を調べてみると、驚くことが分かりました。
下記は、奨学金を受けている学生(昼間部)の家庭の年間収入との割合です。
奨学金を受給している家庭は、年間収入が300万以下の「貧困層」や中間層(300~600万)だけではなく、富裕層(600万以上)もいるということなんです。
| 家庭の年間収入(円) | 割合(%) |
|---|---|
| 200万未満 | 7.8 |
| 200~300万 | 7.9 |
| 300~400万 | 10.0 |
| 400~500万 | 11.2 |
| 500~600万 | 11.9 |
| 600~700万 | 12.0 |
| 700~800万 | 11.8 |
| 800~900万 | 9.3 |
| 900~1000万 | 6.8 |
| 1000万以上 | 11.3 |
分かりやすいように収入格差別にグラフにしたのもが下記です。
奨学金を受給している家庭の半数以上の51.2%が、富裕層(600万以上)だという結果になっています。
もちろん、大学まで進学している学生は「富裕層」の家庭の割合が高いことを考えると、比率としてはおかしくはありません。
しかし、問題なのは「高収入であっても、我が子のための教育費が準備できていない」ということなのです。
収入から考えれば、大学の授業料や子供の生活費等は、準備できない金額ではありません。
それに、富裕層の場合は早い段階で「子どもの大学進学」を予定しているはずです。
それでも、子供の進学時には準備できていない。
収入が高いからと安心せず、計画的に教育費を貯める必要があるということですね。
【参照データ】
- 独立行政法人日本学生支援機構 平成28年度学生生活調査

